2016年08月20日
恐らくファン・ムッセルはフエルメールの画室を訪れる機会もあったのであろう
確かにこの絵は、画室に来訪者あるいは肖像画の顧客を迎える画家の愛想のよさを公開しているという点で、画家が後ろ向きで画作に精神を集中しているフエルメール作品とは大いに異なった趣を示しているにしても、フェルメールの絵以上に多種の小道共を揃えて画家の描写技皿を披露しようという点では,来客に見せるための作品見本という似通った役割を果たすものであったと推測される。恐らくファン・ムッセルはフエルメールの画室を訪れる機会もあったのであろう。
Posted by カリンちゃん at 09:53│Comments(0)