2016年05月21日
負偽した胸甲騎兵
のちには,ダヴィッドにつづく世代の歴史画家ゲランのアトリエに通う.その間,一時的にナポレオン美術館に集められていた昔の巨匠たちの作品をかなり多く模写した.1812年,サロンに.皇帝の近衛兵士官の肖像を描いたとても劇的な大作《襲撃する猟騎兵》(ルーヴル美術館蔵)を出品し.金賞を後得.
が,次の年に出したもう一枚の大作《負偽した胸甲騎兵》(ルーヴル美術館蔵)は,それほとの評判を得ることはできなかった.1818年.ローマとフィレンツェへの旅から帰るとまもなく,傑作《メデューズ号の田》(ルーヴル美術館臓)にと9かかった.この作品は1816年。アフリカ沖で起きた実際の船の遭雌事故において犠牲者の中で生きのびようとしている人々を描写したものである.
Posted by カリンちゃん at 10:06│Comments(0)